4年ぶりに従来どおりの4月開催となった2023年のミラノ国際家具見本市(ミラノサローネ)。中国からの来場者も戻りはじめ、世界181か国から307,418人(2022年比で15%増)、バイヤーや業界関係者のうちの65%が、欧米諸国を中心にブラジルやインドなどの国外からの来場となるなど、国際家具見本市ならではの風景が戻ってきました。

今や、サローネの常連としての注目を集めるブランドに成長したリッツウェル。出展13回目の今年も、昨年同様HALL5 D-10という好立地での出展となり、過去最多の新商品6点を含むリッツウェルの人気アイテムが並びました。

家具の美しさが際立つシンプルなブースには、昨年好評だった糸島シーサイドファクトリーの職人による手縫いの実演コーナーも併設され、期間中、昨年を大幅に上回る5,000人以上の来場者が訪れました。

「世の中の流行に媚びることなく、素直に心地よいと感じる家具を作りたい。あるべき家具の理想のカタチを思い描きながら、ていねいに魂を吹き込んでいくことでリッツウェルのデザインは完成する。」

リッツウェルの家具作りに向けたこの想いを体現すべく、商品自体にフォーカスしたシンプルなプレゼンテーションが、今年も多くの人々の共感を呼び、日ごとに来場者が増えていくという現実に、リッツウェルブランドの認知度の高まりを実感した6日間。

既存のディーラーはもちろん、新たな取引先からの引き合いも多く、現在30か国以上に拡がるリッツウェルの販売ネットワークの、更なる可能性を確認することができました。

Photographer:marco reggi