新型コロナのパンデミックなど不安定な世界情勢が続く中、3年ぶりの本開催となった2022年ミラノサローネ国際家具見本市(以下、サローネ)。記念すべき60回目の開催となった今年は、中国、ロシアからの来場者はほぼ不在、渡航制限中の国もある中で、主催者側の予想をはるかに上回る173か国、262,000人以上の来場者を記録し、業界最大規模の見本市としての面目躍如たる好調な再スタートを切りました。

12回目の出展となる今回もサローネ会場で最も注目度の高いHALL5への出展を果たしたリッツウェルでは、創業30周年を記念して企画された特別仕様のRIVAGEイージーチェア とIBIZA FORTE イージーチェアの製作実演が大きな話題を呼びました。縦格子を配した開放的なファサードから見える職人によるこの手縫いのプレゼンテーションには、多くの人が足を止め、実演コーナーには連日、熱い視線が注がれました。

モノ作りのプロセスと完成品が同時に体感できるこのユニークな試みを通して、期間中、実に3000人もの来場者に「リッツウェルクオリティ」を実感してもらうことができた今年のサローネ。新たなビジネスチャンスにも恵まれ、例年にも増して充実した6日間となりました。

創業30年の節目となる今年。私たちは「プロダクトそのもの」を追求し続けるというリッツウェルの原点に立ち返ることで、ブランドしての価値をより明確にすることができました。リッツウェルのモノ作りの思想は、美しい手しごとの記憶と共に、多くの人に伝わっています。

Photographer:marco reggi