LAKESHORE VILLA
( VIRTUAL HOME PROJECT )
2020年の出来事を契機に、私たちの日常生活は大きく変わりました。人と人のつながりによって成り立っていた社会生活が、人との交流を控えることで守られるという矛盾。私たちはこの経験を通して、これからの社会生活では、つながりを確かなものにしながらも互いに空間的な距離を保つ必要が生まれることを予感せざるを得ませんでした。家はただ単に時間を過ごす場所ではなく、やすらぎや心地よさをもたらしてくれる場所として、今まで以上に大切な場所となったのです。自分のいる場所が、いつでも心地よい空間であることの幸せ。リッツウェルは、バーチャルホームプロジェクト“Lakeshore Villa”を通じて、心地よい空間に流れるやすらぎの時をご提案します。
WALKING THROUGHそこは、静かな湖畔の林の中にたたずむ別荘。 木洩れ日が心地よいその湖畔沿いの道は程よく整えられ、 そこからは静かな湖の様子が垣間⾒える。 車を走らせながら曲がりくねった道をしばらく進み、小さなゲートをくぐると、 木々の緑と見事に調和したモダンで有機的な建物の姿が⾒え隠れして近づいてくる。 建物にたどり着く頃には、いつの間にか湖は林に隠れ⾒えなくなっているが、 湖の静けさと少しひんやりとした空気が心地よく、 ここが湖畔の別荘だったことを思い出させてくれる。
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建物に足を踏み入れると、林の中にたたずむ感覚がさらに増していく。 どの部屋からも緑豊かな自然が肌で感じられ、その静けさと空気、 ⽊々の間からこぼれ落ちる柔らかな陽ざしが心を解きほぐす。
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床や壁、家具、それぞれが美しい調和を見せ、モダンな建物に温かみを加えている。 重厚感と軽快さが程よく混じり合った空間に漂う、落ち着きと開放感。 何か心が洗われるようなとても心地よい静けさだ。
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湖側に位置するリビングの大きな窓からは、⽊々の間から湖がよく⾒える。 キラキラ光る水面が美しい。 さほど遠くない向こう岸の山々との距離感が落ち着きを与えてくれる。 岸辺には、釣人のボートが小さく⾒える。 人影が動くたびに、湖面にうっすらと波紋が広がっていく。
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Project: arch. Roberto Di Stefano 3d artist: Alberto Massi Mauri Paintings: Uzo Hiramatsu