それはRitzwellから始まった|N様邸
CASE #002
愛知県半田市、町を見下ろす小高い丘の上に建つN様邸は、2022年の春に完成したばかり。
2階リビングから続く広いベランダには、テーブルと椅子を設置し、過ごしやすい季節には窓を全て開け放ち、拡張したLDK空間として、ベランダで食事をすることもあるそう。リゾートホテルライクな住まいだ。
N様の家づくりは家具選びから始まったという。それもRitzwellの家具との出会いからスタートしたと聞けば、伺わないわけにはいかない。
家具選びからの家づくり
「何からお話ししましょうか。まず子育てもひと段落ついて、夫婦二人の終の住処を考え始めたんですね。主人も私も、これからは“柔らかさ”みたいなものに囲まれて暮らしたいと思い始めたんです」。
N様ご夫婦はそれまで、黒いレザーの椅子や大理石などモノトーンのインテリアに囲まれて暮らしていたのだとか。年齢を重ね理想の住まいを実現するため、地元の建築事務所に設計を依頼した。それと同時に、インテリアに関しては、インテリアコーディネーターのご友人に相談。その時、Ritzwellを紹介されたそうだ。
「彼女に家具のことを相談したら、“Ritzwell素敵だから一度見に行かない?”と勧められたんです。名古屋にはショールームがなかったので、Ritzwellの家具を置いてあった某ハウスメーカーさんのモデルハウスで見せてもらい、わあ素敵!って、そこで一目惚れですね。イメージ通りっていうか木の感じが良いなあって思いました。一応他にもイタリアの家具メーカーさんも見に行きましたけれど、今の私たちに一番フィットするのが、Ritzwellだったんです」。
その後、大阪、東京のRitzwellショールームにもご来店いただいて、充分にご検討されたN様ご夫婦。いよいよ新居の設計段階に入っていく。
「建築家の先生にRitzwellの家具を入れたいとお伝えしたら、そこから設計がどんどん広がっていきました。先生にも『先に決めてくださって良かったです』と仰っていただきました。ダイニングテーブルやソファの大きさから、リビング・ダイニングの広さが決まりましたし、そして何より、“柔らかいけれど、ちょっとエレガントな感じ”という私たちの求める住まいのイメージが、Ritzwellの家具からうまく伝わったのだと思います」。
カスタマイズの妙
オーダーキッチンや、造作の収納棚の色も、選んだRitzwellの家具とコーディネートしたそうだ。
注文住宅の場合でも、家具選びから設計が始まるケースは少ないのではないだろうか。暮らしのイメージがしっかりあって、自分たちの求めるテイストを把握できていたからこそ、理想の住まいづくりに繋がったと言える。
「Ritzwellの家具と暮らし始めてからずっと、最高です(笑)!椅子やソファの使い心地もイメージ通りです。特にソファはワンちゃんのために、汚しちゃっても直ぐに拭ける素材にしています。というより、人間の方がこぼしてますけどね、酔っ払って(笑)。この半年は、沢山の方に来ていただいて、パーティーをよく開いています。今年はそういう一年なのかなって(笑)。Ritzwellの家具から家づくりをスタートして正解でした。建具の色味もコーディネーターさんにいっぱい相談に乗っていただきましたので、何よりインテリアの統一感があります」。
ゆったりと寛ぎ感のあるクッションと、周りを囲むシェルのシャープなフォルムが特徴のライトフィールド モデュラーソファ。N様ご夫婦はダイニングとの間には、オットマンを並べる組み合わせを選択された。なんでもこれはご主人のアイデアだったそうだ。
「ここには背もたれは絶対無いほうが良い。オットマンなら2方向に座れるからって主人が言って。大切なところを決めてもらいました。確かに、もしも背もたれがあったらパーティーの時なんかに、そこを境に交流が途絶えてしまうだろうなと感じています。オットマンだとダイニング側を向いても座れますし。あと主人が希望したのは、背もたれの大きいイージーチェア(BLAVA HIGH-BACKEASY CHAIR & OTTOMAN)。これだけは絶対欲しいと。後は全部お任せでしたけど(笑)」。
空間を設計できるのは何も建築士だけではなく、カスタマイズした家具も貢献できるのだ。モデルハウスのようなクオリティがあるN様邸のしつらえは、インテリアコーディネーターのご友人と、そしてご主人と、サイズ感やスタイル、色などの検討を重ねた賜物だ。ワンちゃんもどことなくウォールナット色にコーディネートされている気がした。
「実はそうなんです(笑)。やっぱり自分たちの好みの色が出ますね。リビングダイニングをカーペット敷にしたのもこの子がすごしやすいように、というのもありましたけど、部屋全体を柔らかい雰囲気にしたかったからなんです。Ritzwellの家具を使い始めて、さらに実感しましたが、触った質感が良いんですよね。気持ちが良い。ダイニングチェア(クリント)の編み込まれた革の質感も、アームの裏も気に入ってます。初めてショールームで見た時は、ヨーロッパのブランドっぽいデザインだと感じましたけど、木製のアームのこういう細部を見ると、やっぱり日本的だと思います」。
最後に奥様のお気に入りの場所を尋ねた。
「2箇所あるんですけど、ダイニングテーブルのキッチン寄りのこの席と、ソファーのセンターです。もうあそこは私の重みで凹んじゃうんじゃないかっていうくらい大好きです。息子が帰省した時はソファでゴロゴロしていますね。ゆったりテレビを観ながらくつろいでいるので、気に入ってくれてるのかな?。お客様や友人にも家具のことを沢山聞かれたので、ちゃんとコマーシャルしておきましたよ(笑)」。
新築間もないとは言え、余計なものを置かずできるだけシンプルに、そしてスタイリッシュに暮らすことを念頭に、整えられたN様邸のインテリア。ひとつひとつを丁寧に、自分たちが納得いくアイテムを選び抜いた達成感が満ち溢れていた。
Ritzwellの家具を選んでいただいたことに感謝。そして奥様から『使い心地最高!』の言葉をいただいたこと、美意識や価値観が家具を通して伝わったことは、家具屋冥利の一言に尽きる。
楽しいお話、ありがとうございました。
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