両想いの証 | N様邸 CASE #018
N様ご家族とRitzwellとの出会いは『ふるさと納税』制度。2021年、糸島市からの返礼品としてDIANA(ダイアナ)ソファを入手することとなった。ちょうどコロナ禍で、家にいる時間が増え、WEBに触れる機会も多くなった頃である。N様もまさにそのような日々で、後日東京の青山ショールームを訪れ、実物に触れて品質を確認したそうだ。こういう出会い方もある。
一大決心
旦那様:「正直Ritzwellのことは何も知らずに、家具で何か良いものはないかと、軽い気持ちでふるさと納税のサイトで返礼品を選んでました。そこでDIANA(ダイアナ)ソファを見つけました。なんかいいな。どんなメーカーなのだろうとHPも拝見して、Ritzwellに興味が湧いたんです。そして実際に青山ショールームに伺ってソファを拝見し、座ってみて、質感が高くてデザインも素晴らしい!と気持ちが高揚したのを覚えています」。
奥様:「仕様変更もアップチャージで対応していただいて、自分たちの好みに合わせられたのも良かったです。主人はファブリックが好きでしたけど、子どもがこぼしたりするので、私は掃除のしやすさからレザーを希望しました」。
旦那様:「以前は北欧家具が好きで結婚前から集めていましたが、妻の友人に『大学のカフェテリアみたい』と言われてちょっとショックを受けました(笑)。それで引っ越しを機にソファ以外も買い換えようと考え始めました。自分の好きな家具を総入れ替えするのは一大決心でしたが、Ritzwellとの衝撃的な出会いがありましたので、踏み切ることができました(笑)」。
奥様:「若い頃はスタイリッシュで硬い椅子でも、クッションを置いて凌げますが、すでに座り心地を重視するようになっていたので、私は買い換えるのに大賛成でした」。
30代の頃に好きだったデザインと、40代の自分達に癒しを与えてくれるデザインは違うのだということに気が付かれたN様ご夫婦。大量生産品ではないプロダクトとしての家具を、求め始めていたのだろう。家具に求めるものが変化したのだ。
理想は公園のベンチ
今のマンションには2018年に入居したN様ご家族。人が集う家にしたかったので、ソファに合わせて大きめのダイニングテーブルを置きたかったそうだ。
奥様:「ダイニングテーブル選びも決断は早かったです。見た瞬間ふたりで“これいいね!”って決めました(笑)。子どもはベンチに4人、全員で8人座れます。普段はランチョンマットを置いてシミやキズに気を付けながら食事をしています。でも日常的に木の質感に触れていたいのでカバーなどはしていません」。
旦那様:「オイルフィニッシュはシミやキズが付きやすいかも知れませんが、木の風合いに直に触れていたいし、私はある程度経年変化も楽しみたい派ですね」。
旦那様:「青山のショールームに伺った時、入ってすぐのところにこのMO BRIDGEベンチが置いてあって、またテンションがあがりました(笑)。ベンチって発明だと思うんですよね。休む、食事、寝ることも全部できる。椅子は引いて座るからワンアクションあるけど、ベンチだとパッとすぐ座れる。そこが良い。私はいつもこのベンチで食事もするし、あぐらをかいて座ることも多いです。私のリラックスアイテムです」。
MO BRIDGEベンチは当初壁際に置いていたが、さっと座りにくいという理由から部屋の中央に変更したそうだ。
旦那様:「子どもが兄弟なのでソファの背もたれの上に立ったりして気を遣います(笑)。でもRitzwellの上質な質感に日々の暮らしの中でぜひ触れさせたい。子ども達にも受け継いでいける家具だと思いますから」。
奥様:「下の子は8歳なので今はマルセルチェアにクッションを置いて使っています。最近まで子ども用椅子でしたから、やっとみんなと同じマルセルになったので嬉しそうです。これからはのびのびと使って欲しいと思います」。
奥様の家具選びのポイントは、掃除しやすいこと。これまでの住まいでもインテリアコーディネートに関しては、旦那様と好みが分かれることも多かったそうだ。ただ張り地にファブリックではなくレザーを選択したのは奥様からの要望だった。
旦那様:「別荘のシャンデリアと壁紙は妻が選んだのですが、お互いの好みを合わせたら部屋全体がちょっとチグハグしてしまって(笑)。私も若かったし、その時は妻の意見をできるだけ尊重しましたが、自宅の家具は私が選ぶ!と意を決して(笑)」。
奥様:「そうね、家具選びやインテリアのことは信頼して主人に任せています(笑)。私は家で仕事もしますし、家にいる時間が主人より長いので、使っている時間も長いです。DIANA(ダイアナ)ソファで読書をしたり、時にはそのままお昼寝をしたり。楽譜もこのMO TABLEで書くことが多いです。居心地が良い家具に囲まれて生活できるので日々幸せを感じています。Ritzwellのおかげで夫婦円満です(笑)」。
お子様が生まれる前は、室内に生花を飾ることを心がけていたというN様ご夫婦。今は海外で出会った花の絵を飾っている。奥様は音楽関係のお仕事を自宅でされていて居心地の良さを大切に。旦那様は仕事の緊張感を自宅で和らげることを大切にされている。つまりおふたりとも、自然と調和する質感の高い家具との、癒しを大切にする暮らし方だ。
デザインの癒す力
旦那様:「大量生産品の家具は手軽に買い換えられます。それに対して価格は高いかも知れないけど、大切に使うことで価値を高める家具を選ぶことができます。デザインが特殊すぎると、それはそれでメンテナンスの問題があると思いますけど」。
奥様:「実はRitzwellのメンテナンスセミナーに行きたかったんです!私は多分できるタイプです。床のWAXも自分でかけるから」。
旦那様:「無料訪問メンテナンスの応募、去年に続いて2回目だったから今年は祈るような気持ちで応募しました。でもこのサービス、無料じゃなくてサブスクリプションで行ってもいいのではと思っています。オーナー様とのタッチポイントを増やすこともできると思うし」。
奥様:「そうそう。毎年しっかりメンテナンコースとか、2年に1回コースとか、選べるといいよね。メンテナンスを自分たちでやる人は大丈夫ですけど、有料でも定期的にメンテナンスしてもらえると嬉しい人も多いと思います」。
旦那様:「メンテナンス、ワイシャツを自分でアイロンをかけるような人ならね。服好きな人はどんなに忙しくてもやりますから。私も気持ちはあるけど、無料メンテナンスに甘えちゃってます。(笑)」。
Ritzwellは、家具を使う人にとってかけがえのない存在にしてもらうために、Ritzwell owners clubを開設した。オーナー様の多くは愛情とともに家具を使い、メンテナンスにも関心が強い。ただN様達のおっしゃる通り、全てのオーナー様達がメンテナンスを“自分でやれる人”というわけではないのも事実。そのため納品後のサポートの一環として、自分でできるメンテナンスをレクチャーする目的で「メンテナンスセミナー(※)」や「訪問メンテナンス無料サービス」を行っている。オーナー様のメンテナンスに対する不安を少しでも払拭できれば、家具への愛着が増していくはずだからだ。
※メンテンアスセミナー=2024年春に初めて開催したオーナー様限定イベント。表参道店にて日常を想定したメンテナンスをレクチャーする。オーナー同士の交流にもつながった。
この日もN様ご夫婦からの率直で素敵なアイデアを受け取った。
そしてRitzwellは、これからもオーナー様達とつながる場を作っていくベクトルに変わりはない。
旦那様はRitzwellの家具達を使い始めて感じた感想をこのようにおっしゃっていた。
「家具が変わることで、壁に掛ける絵、テーブルに置く食器を選ぶ楽しみも増えました。特に仕事から帰ってきて、部屋に入った時の雰囲気、質感が高いものに囲まれている安心感を感じます。目で触れるだけでも、デザインには癒す力がありますね。確実に」。
インタビューを終える頃、Ritzwell製造部/品質管理課の森口が到着。
「今日は一気にリフレッシュしましょう!」
メンテナンス実演
今回N様が「訪問オイルメンテナンス無料サービス」に抽選で選ばれ、この日がメンテナンス日。
※ウレタン塗装の場合はご自宅でのメンテナンスは行いません。お問い合わせください。
短い時間だったが確実にリフレッシュすることができたはず。
そしてメンテナンス中の家具達を、愛おしそうに見つめるN様ご夫婦の姿が印象的だった。
N様邸では、ソファとテーブルの脚部に、小さなクッションが貼り付けてある。これはMO BRIDGEベンチの高さに合わせた自作のプロテクション。
元気な子ども達と、家具達への両想いの証だ。
N様、ありがとうございます。