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世界の181か国から39万人近くもの人々が訪れた今年のサローネで、最も注目が集まるHALL5へ、4年連続での出展を果たしたリッツウェル。昨年の実績を認められ一挙に1.5倍に拡張されたブースでは、独特の世界観を余すことなく表現したプレゼンテーションが今年も高い評価を集め、サローネの常連ブランドとしての存在感を確かなものにしました。中でも目を引いたのは、イタリアのデザインチームが “床の間”からインスピレーションを得たというファサードデザイン。シンプルなショーケースに、新作の「JABARA AVボード」と15年ぶりに復刻された「IBIZA FORTEイージーチェア」を中心としたリッツウェルの人気アイテムが浮かび上がる演出に、興味深く見入る多くの人の姿がありました。厚革とステンレススティールの新色に彩られたコレクションが、日本らしい落ち着いた色合いとリッツウェルならではの有機的な雰囲気でコーディネートされ、made in Japanの家具の繊細な美しさ、日本ブランドとしてのリッツウェルの魅力を存分に発揮した6日間。日々ブランドへの賞賛が高まる中、国際的に活躍する著名なデザイナーや建築家、世界の家具業界を牽引する有名ディーラーの熱心な姿も多く見られ、新たなビジネスチャンスにつながる貴重な出会いが生まれたのも、うれしい成果でした。初出展から11年。日本で生まれたリッツウェルブランドは、確実に世界中の人々を魅了し続けています。

ミラノサローネ2019
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